(写真:TTXVN)
24日、ブルネイの首都バンダル・スリ・ブガワン市で、ASEAN=東南アジア諸国連合の第5回裁判官会議が開幕し、ASEAN加盟10カ国の裁判官らが参加しました。ベトナム最高人民裁判所のグェン・ホア・ビン長官率いる代表団がこの会議に臨みました。
会議の議長として、ベトナム最高人民裁判所のグェン・ホア・ビン長官はASEAN裁判官協議会がASEANの一部として認定されたことを通知した他、2017年1月19日からASEANの一部としての権利と業務を持つと明らかにしました。また、「今後、ASEAN裁判官協議会はASEANの活動に積極的に参加し、法律に則って、人民を中核にするというダイナミックなASEAN共同体構築の強化に寄与するよう」希望を表明しました。
会議後、ASEAN諸国の裁判官は共同宣言に署名し、ASEAN裁判官協議会の体制化、及び、ASEANの司法能力向上に向けての協力を強化する決意を固めました。