ASEANは1967年8月8日に発足した東南アジア初の地域協力機構で、東南アジアの友好、経済の成長促進、社会・文化の発展を目的として設立されました。

旗の掲揚式は毎年行なわれ、加盟諸国の誇り高い恒例の行事として見なされています。これはASEAN地域内の共通の価値観を表彰するだけでなく、繁栄したASEANのための平和、友好及び協力を促進させることに寄与するとしています。

旗の掲揚式で発言に立ったドー・フン・ベット外務次官は、次のように語りました。

（テープ）

「これまで、我々は戦争や紛争が起こった地域で平和と安定を確保してきました。また、包摂的かつ持続可能な経済開発および、人間を中心にした社会づくりに注力してきました。これは世界情勢が複雑に推移している中で非常に重要な要素です。現在、ASEAN は地域における協力と統合のモデルとなっています」

この機に、ベト次官は「ベトナムは常に、ASEANを外交政策の優先課題の一つとみなしている」と強調するとともに、「ベトナムはASEAN諸国をはじめパートナーと引き続き緊密に連携して、平和・安定・繁栄した東南アジア地域をさらに発展させていく」と再確認しました。