ASEAN非公開国防相会議とASEAN・日本非公式国防相会議
16日、ラオスの首都ビエンチャンで、ASEAN非公開国防相会議とASEAN・日本非公式国防相会議が行われました。
ベトナムからゴ・スアン・リック国防大臣率いる高級軍事代表団がこれらの会議に臨みました。会議で発言に立ったリック大臣は「各国は、地域内の平和、安定、発展のための対話と協力を主張している。現在、最も大きな関心事の一つは、ベトナム東部海域における安全保障、航行の自由ということである」と明らかにしました。また、リック大臣はASEANと相手国との国防協力方向、特に、ASEAN拡大国防相会議の規制に対する見解を述べました。リック大臣によりますと、ASEAN加盟諸国と相手国がASEAN憲章を尊重し、十分に履行すれば、ASEAN拡大国防相会議内の協力はさらに効果的に活用されるとしています。その中で、地域内の平和、安定、安全保障の維持に向けて、ASEAN加盟諸国と相手各国の団結、コンセンサス、及び責任のある行動が必要とされています。
なお、この機に、リック国防大臣は、ラオスのチャンサモーン国防相と会談しました。席上、両大臣は、今後も、両国の利益と地域内の平和、安定の為に、引き続き国防協力を効果的かつ適切に推進してゆくことで一致しました。