（写真：baoquocte.vn）

この声明では、AUKUSの「第2の柱」である先進能力分野において、韓国、カナダ、ニュージーランドとの協力を模索することが明記されました。すでに協力検討を表明している日本については、水中自律型無人機の相互運用性向上に向けた協力の機会を探ることが示されています。

声明では、「第2の柱」に関連して、インド太平洋地域における中国の海洋進出を念頭に、抑止力強化に必要な能力の構築が進展していることを強調しました。日本の高度な技術の活用や、韓国など3カ国と米英豪の2国間防衛協力についても触れられました。

AUKUSは、オーストラリアにアメリカの原子力潜水艦を配備し、英豪で次世代原潜を製造する「第1の柱」を主軸としています。「第2の柱」では、極超音速兵器や対潜水艦戦などで他国との協力を進める方針で、韓国はこの協力に参加する意欲を示しています。（産経新聞）