(VOVWORLD) -9日午前、アストラゼネカ(AstraZeneca)製の新型コロナウイルスワクチンの58万回分が、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港に到着し、4月に始まった新型コロナの第4波への緊急対応に使用されます。
(写真:tienphong.vn) |
VNVC=ベトナムワクチン株式会社のゴー・チ・ズン社長は、「これは、VNVCが注文したイギリスのオックスフォード大学と製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナワクチン3千万回分の中の第3弾となった。ベトナムは、このワクチンを受け入れた東南アジアの初の国である」と明らかにしました。これまで、新型コロナウイルスのワクチンを世界各国で共同購入して分配する国際的枠組み「COVAX (コバックス)や購入契約を通じて、また、政府間の相互援助としてアストラゼネカ製のワクチン570万回分がベトナムに輸送されたとしています。
同日、日本政府が無償で追加供与した新型コロナウイルスワクチン合計約100万回分のうち第2弾となる60万回分が、タンソンニャット国際空港に到着しました。日本からの輸送はANA全日本空輸株式会社が手掛けたとしています。