意向書の署名式（写真：VTC）

4日午後、複合企業ビングループ傘下のビンファストは、UAE＝アラブ首長国連邦の首都ドバイで開催中のCOP28＝国連気候変動枠組条約第28回締約国会議の枠内で、DFC ＝アメリカ国際開発金融公社は交通の電動化を目指し、ビンファスト に 5 億ドルを融資することに関する意向書 に署名しました。

DFCが提供するこの融資はベトナムにおけるリチウムイオン電池の研究・開発、生産施設を設立するビンファストのプロジェクトの評価結果を基礎に実施するものです。これは、両国がベトナムをはじめ、世界各国における一連の持続可能な交通開発プロジェクトの最初のプロジェクトでもあります。

ビンファストのグローバル ゼネラル ディレクターであるレ・ティ・トゥ・トゥイ女史は「DFC のこの融資はビンファストが世界市場に進出するプロセスにおける重要な推進力となる。ビンファストに先立って、DFC はベトナムへの 7 億 4,000 万ドル近くの投資を発表し、東南アジア市場でも最大の投資額となっている。ビンファストとの意向書の署名は、ベトナムとアメリカとの包括的な戦略的パートナーシップを深化させることに寄与する」と明らかにしました。