NZ、ベトナム東部海域での歴史的権利の主張を拒否

(VOVWORLD) - 3日、国連常駐ニュージーランド代表団は、国連に公文書をお送り、UNCLOS 1982年国連海洋法条約に関する同国の声明を出しました。
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これによりますと、UNCLOSが海上での諸活動の法的な根拠であるため、いかなる海域に関する主張は、この条約に基づいて出さなければなりません。また、海上境界線の確定に関する問題、及び、これらの海域に対する国家の権利と責任に関する問題もこの条約の範囲内であるとしています。

そして、ニュージーランドの公文書は、「UNCLOSは、公開の自由権保護を規定しており、この自由権は世界のすべての国々にすべての海域で適用される」と強調しています。さらに、この公文書は、「ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)に関する2016年の仲裁裁判所が下した裁定が明らかにしたように、ベトナム東部海域での歴史的権利について国際法上の法的根拠はない」と強調しました。

公文書の中で、ニュージーランドは、ベトナム東部海域に関する2016年の仲裁裁判所の裁定は最終的なものであり、当事者を拘束するものでもあることを確認しました。

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