NZ首相、来週ベトナムを公式訪問へ

(VOVWORLD) - 20日午後、ニュージーランド政府事務局はクリストファー・ラクソン首相が来週、ベトナムを公式訪問すると発表しました。同国政府によりますと、今回の訪問は貿易をはじめとする両国間の多面的な協力関係をさらに強化することが狙いです。
声明の中で、ニュージーランド政府事務局はラクソン首相の言葉を引用し、「ベトナムは東南アジアの新星であり、域内で最も急速に発展している国の一つ」と評価しました。また、今年、外交関係樹立50周年を迎える中で、両国は今回の訪問を通じて二国間関係に新たな活力を注入し、貿易関係を強化するとともに、ニュージーランド企業にさらなる機会をもたらし、自国民の所得向上と雇用創出を図ると強調しました。

さらに、ラクソン首相は、2026年までに両国の貿易額を30億ドルに引き上げる可能性があるとの見解を示しました。

NZ首相、来週ベトナムを公式訪問へ - ảnh 1リズ・ベル最高経営責任者

ASEAN・ニュージーランドビジネス評議会のリズ・ベル最高経営責任者はオセアニア担当のVOV=ベトナムの声放送局オーストラリア支局のインタビューに応え、次のように語りました。

(テープ)

「ニュージーランドは食品・飲料産業が発達していますが、それ以外にも気候変動、再生可能エネルギー、インフラ整備、科学技術など、様々な分野でベトナムとの協力を拡大したいと考えています。発展の余地は多くあります。今回の訪問で指導者たちが、より高い目標を設定し、産業界がこれを達成するため、尽力することを期待しています」

訪問中、ラクソン首相はファム・ミン・チン首相をはじめ、ベトナムの指導者らと会見し、戦略的なパートナーシップを推進するほか、ハノイでのASEAN未来フォーラムに出席し、ホーチミン市を訪問する予定です。

 

ご感想

他の情報