イエメン分離派、独立問う住民投票2年以内に実施と表明
(VOVWORLD) -イエメンの分離派「南部暫定評議会」(STC)は2日、2年以内に北部からの独立を問う住民投票の実施を目指すと発表しました。
サウジアラビア主導の連合軍が分離派を抑え込む作戦を実施したと明らかにする中での動きで、イエメン政府と同国を支援するサウジは、STCの声明を挑発を強めるものと受け取める可能性があります。
イエメンではアラブ首長国連邦(UAE)が支援するSTCが勢力を拡大しました。サウジとUAEは近年、石油生産の割り当てや地政学上の問題を巡って足並みの乱れが生じており、イエメン情勢を巡っても、こうした亀裂の深刻化が目立っています。
イエメン政府は2日、STCが昨年12月に南部広域を掌握したことを受け、秩序回復のためハドラマウト州知事に「祖国防衛」軍の掌握を指示したとの声明を発表しました。知事はその後、同州で最重要の軍駐屯地を掌握したと発表しました。作戦は平和的なものであり、宣戦布告ではないと主張しましたが、STCの高官はサウジが7回の空爆を実施したとし、作戦は平和的なものではなかったとロイターに話しました。(ロイター)