(VOVWORLD) - 地域の対立勢力を標的とする軍事作戦を継続する中、イスラエル軍は25日、レバノンに対して複数の空爆を新たに実施しました。
2025年11月24日、イスラエル北部から望むイスラエル・レバノン国境沿いを移動するイスラエル軍の軍用車両(資料写真:REUTERS/Shir Torem) |
イスラエル国防軍(IDF)によりますと、空軍がヒズボラの複数の拠点を攻撃し、このうちイラン革命防衛隊(IRGC)に属する精鋭部隊「コッズ部隊」の高官1人を殺害したとしています。
IDFは、この指揮官が近年、レバノンおよびシリアの両戦域で、イスラエルを標的とするテロ計画の推進に関与してきたと主張しました。
これに先立つ24日にも、イスラエル空軍はレバノン南部でヒズボラのミサイル陣地やロケット発射装置を攻撃しています。地域メディアは、10月初旬にガザで停戦が発効して以降、イスラエルによるレバノンへの攻撃の強度が著しく増していると伝えています。