朝鮮の金総書記、今後5年間のミサイル開発継続を示唆=KCNA
(VOVWORLD) - KCNAによりますと、金総書記は「ミサイルと砲弾の生産部門は、戦争抑止力を強化する上で最も重要だ」と述べたとしています。
2025年12月26日、2025年最終四半期に大規模な兵器生産企業を視察する朝鮮の金正恩総書記(写真:KCNA/REUTERS) |
朝鮮民主主義人民共和国の国営メディア、朝鮮中央通信(KCNA)は26日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が、今後5年にわたりミサイル開発を継続する考えを示唆したと伝えました。金総書記は、今年第4四半期に複数の主要な軍需企業を視察したということです。
KCNAによりますと、金総書記は「ミサイルと砲弾の生産部門は、戦争抑止力を強化する上で最も重要だ」と述べたとしています。
また金総書記は、2026年初めに開催される見通しの党大会に提出する、主要軍需企業の近代化に関する文書案を承認しました。この党大会では、今後5年間の開発計画が決定されるとしています。
さらに、KCNAの25日の報道によりますと、金総書記は24日、東海付近の試験場で行われた長距離地対空ミサイルの試射に立ち会いました。加えて、日時は明らかにしていないものの、原子力潜水艦の建造を監督したとも伝えています。(ロイター)