イスラエル首相 UAEのほかのアラブ諸国との関係改善に取り組む
(VOVWORLD) -イスラエルのネタニヤフ首相は、UAE=アラブ首長国連邦と国交正常化で合意したあと、初めてとなるテレビのインタビューで、「アラブ諸国にはイスラエルとの平和を発展させることで得られる利益がある」と述べ、ほかのアラブ諸国との関係改善にも取り組む考えを示しました。
(写真:Whitehouse.gov) |
イスラエルのネタニヤフ首相は、今月13日にアメリカの仲介でUAEとの国交の正常化に合意したあと、テレビでは初めてアメリカのFOXニュースのインタビューに応じました。
この中でネタニヤフ首相は「イスラエルを敵国とみなしてきた中東の多くの国が、今やイスラエルを安全保障上、必要不可欠な同盟国とみている」と述べました。
そのうえで、ほかのアラブ諸国について「今回の歴史的な出来事と同じように、慎重に次のステップを進める。私はこれまでもアラブ諸国の指導者と対話してきたが、ただ会ってきただけではない。アラブ諸国にはイスラエルとの平和を発展させることで得られる利益がある」と述べ、ほかのアラブ諸国との関係改善にも取り組む考えを示しました。
また、コーヘン諜報相は16日、地元のラジオ番組で、今後、オマーンやバーレーンといった湾岸諸国のほか、スーダンなどアフリカの国々との関係改善も議題になるという見解を明らかにしました。(NHK)