イラク警察、モスルでの戦闘で化学兵器使用とISを非難
4月13日、 モスル市周辺のAl Abbar 地区に進出したイラク軍= AFP/TTXVN
イラクの警察当局は16日、IS=過激派組織「イスラム国」が北部モスルでの戦闘で化学兵器を使用したとして非難しました。しかし、これにより軍の進めるモスル西部奪還作戦が妨げられることはないということです。
連邦警察の当局者らはロイターに、ISが15日に政府軍に対し、2地区で化学兵器を使用したと語りました。政府軍は声明で、同攻撃による被害は軽傷者数名にとどまったと述べましたが、詳細は明らかにしませんでした。
国連は先月、化学兵器によるとみられる爆発により、モスルで女性や子供を含む12人が手当てを受けたと語りましたが、イラクのムハンマド・アリ・ハキム国連大使は、その証拠はないと述べていました。(ロイター)