(news.tbs.co.jp)ウクライナ東部で、政府軍と親ロシア派の武装勢力との間で、去年12月の新しい停戦合意以来、最も激しい戦闘が起きています。
ウクライナ東部ドネツク州で先月29日以降、ウクライナ軍と親ロシア派の戦闘が激化し、双方で、多数の死傷者が出ている模様です。
(写真:TTXVN)
すでに、31日、国連安全保障理事会が「深刻な懸念」を表明し、暴力の即時停止を呼び掛けていますが、双方が攻撃を仕掛けたと非難合戦が続いています。
ロシアに好意的なトランプ新政権の誕生で親ロシア派が攻勢を強めているという見方がある一方で、ロシアのぺスコフ大統領報道官は1日、ウクライナ政府側が攻撃を仕掛けたとの「信頼できる情報がある」と発表しています。
戦闘地域では、断水や停電などが続き、暖房の供給も停止するなど市民生活が深刻な状態に陥っているということです。