
エジプト クーデターから1年(写真:AP)
エジプトでは、去年7月3日、イスラム組織「ムスリム同胞団」出身のモルシ大統領が軍による事実上のクーデターで大統領職を解任され、初の民主的な選挙の末に発足したモルシ政権は僅か1年で崩壊しました。
あれからちょうど1年となった3日、ムスリム同胞団の支持者らが、当時、軍のトップとしてクーデターを指揮したシシ大統領に対する抗議行動を全土で呼びかけました。
デモの中心地となってきた首都カイロのタハリール広場では、朝から治安部隊が警戒に当たり、デモを未然に抑え込む一方、地方では各地でデモ隊と治安部隊が衝突し、カイロ郊外では少なくとも1人が死亡したということです。
モルシ政権の崩壊以降、ムスリム同胞団はテロ組織に指定され、幹部や支持者が次々と拘束されるなど、政府による激しい弾圧を受けています。
一方で、これに反発する武装グループによるとみられる爆発が各地で相次いでおり、エジプトは治安が不安定な状況が続いています。