NHKによりますと、今年7月に行われたカンボジアの議会選挙について、選挙管理委員会は8日、フン・セン首相率いる与党が議 席の過半数を獲得したとする公式結果を発表しましたが、野党側は多くの不正行為があったとして、選挙結果の受け入れを拒否し、議会をボイコットする方針を 示すなど、反発を強めています。
カンボジアでは、今年7月議会下院の選挙が行われ、その日のうちに、フン・セン首相率いる与党・人民党が、独自の集計により過半数の議席を獲得したとして、一方的に勝利を宣言しました。
これに対して、最大野党の救国党は、政府や与党による多くの不正行為があったとして、調査委員会の設置を求めるとともに、選挙管理委員会に対して結果の発表を延期するよう訴えていました。
しかし、選挙管理委員会は8日午前、国営テレビを通じて123議席のうち過半数の68議席を与党が獲得して勝利したという、公式結果を発表しました。
これについて救国党は8日午後、会見を開き「結果は到底受け入れられるものではない」としたうえで、調査委員会が設置されない場合は今月中にも招集される議会をボイコットする方針を示しました。
また今月中旬にプノンペン市内で過去最大規模の抗議集会を開くと予告するなど、政府与党に対する反発を強めています。