(VOVWORLD) - 5月31日午前、ハノイで、文化スポーツ観光省、外務省、クアンチ省人民委員会は共同で記者会見を開き、7月にクアンチ省が初めて主催する国家レベルの「平和のためのフェスティバル」について紹介しました。
記者会見の様子(写真:Vinh Phong) |
「平和のためのフェスティバル」が、7 月 6 日夜、ベトナム戦争中、南北ベトナムを一時的に分割する軍事境界線とされたベンハイ川にかかるヒエンルオン橋の両側にある国家特別遺跡地区で開催されます。フェスティバルでは一連の有意義なアクティビティ、特別な歌舞公演が行われます。クアンチ省人民委員会のボー・バン・フン委員長は次のように述べました。
(テープ)
「クアンチ省が、ベトナムで初となる「平和のためのフェスティバル」の開催地として選ばれたことは最適な選択と思います。今から5年前に、クアンチ省は「平和のためのフェスティバル」を開く構想を練りました。このフェスティバルは平和の価値を顕彰し、国の独立と自由のため命を捧げてきた英雄烈士に感謝の気持ちを表し、戦争被害者を追悼し、クアンチ省を平和のための文化空間、および平和のための目的地にし、海外の友人に対し、世界の永久な平和のために力を合わせるよう呼びかけるためのものです」
このフェスティバルでは国の独立と自由のため命を捧げてきた英雄烈士を偲ぶための儀式のほか、歌舞公演、エンターテイメント、スポーツ、飲食文化など多くの活動が予定されています。また、韓国、日本、アメリカなどを含む7カ国のアーチストの代表がこのフェスティバルで公演を行います。フェスティバル組織委員会の委員長を務めるクアンチ省人民委員会のホアン・ナム副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「平和のためのフェスティバルが、オープンな方向で開催され、開幕式がありますが、閉会式はありません。私たちの目的は、だれもがクアンチ省を訪れると、この神聖な土地で特別な感情を抱いてもらうことにあります。このフェスティバルがベトナムの全く新しくて、クアン・チ省ならではの観光商品となることを期待しています」