21日午前、ハノイ市内の主席府で、チャン・ダイ・クアン国家主席は、ベトナムを訪問中のイスラエルの兵器コンツェルンであるIMI=イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ社のイツハク・アハロノビッチ社長と会見しました。

席上、クアン主席は、今後も、イツハク氏が引き続き両国の協力関係の深化に寄与してゆくよう希望すると共に、「ベトナムに進出している外国投資家、とりわけイスラエルの活動に有利な条件を作り出す」というベトナムの公約を改めて強調しました。また、クアン主席は「ベトナムはイスラエルの国防技術を高く評価している」と明らかにした上で、双方に対し、ハイテク技術移転に関する協力を強化してゆくよう求めました。

一方、イツハク氏は、空港安全保障、テロとの戦い、教育養成などイスラエルに強みのある分野においてベトナムとの協力を拡大したい意向を明らかにすると共に、IMI社は常にベトナムと協力したい意向にあると強調しました。