クアン国家主席、UNDPのベトナム事務所所長と会見
21日午後、国家主席府でチャン・ダイ・クアン国家主席はベトナムへの赴任にあたり、挨拶に訪れたUNDP=国連開発計画のカマル・マルホチャ所長と会見しました。
席上、クアン主席はこの40年間、国連はベトナムの経済社会発展やミレニアム目標の実施などを支援してきたことに感謝を述べました。また、ベトナムは気候変動により深刻な影響を受けている国の一つであることから、気候変動への対応で国連との協力を強化していきたい意向を表明しました。さらに、ベトナムは国連経済社会理事会などで活躍し、国連の平和維持活動に積極的に参加すると強調しました。
一方、マルホチャ所長はクアン主席に対し、エルニーニョへの対応に関する双方の行動計画の早期締結を支持するよう要請しました。この計画は向こう5年間におけるベトナムと国連の協力に前提を作り出すとしています。