クアン主席（右）とケリー氏

21日、ハノイの国家主席本部で、チャン・ダイ・クアン国家主席はベトナムを訪問中のアメリカのジョン・ケリー前国務長官と会見しました。

席上、クアン主席は、両国関係の強化に対するケリー前長官の訪問の貢献を高く評価し、「ベトナム国民は常にケリー氏を親友として見なしている」と明らかにしました。

また、「ベトナムはAPEC首脳会議2017の準備作業を進めている」とした上で、アメリカのトランプ大統領がベトナムを訪問し、この会議に出席することに喜びの意を表明しました。

クアン主席は、ケリー氏に対し、「今後も、経済・教育、気候変動への対応、戦争の後遺症克服などの分野で、両国関係の強化を支持していくよう」求めました。

トランプ大統領政権がベトナムの戦争の後遺症克服事業を支援していくと確約したことに関し、クアン主席は、ケリー氏に対し、それを支持するよう提案しました。

一方、ケリー前国務長官は、「ベトナムの建設発展事業を支持し、これを通じて、両国関係の発展に貢献する」と明らかにしました。

同日午後、ファム・ビン・ミン副首相兼外相もケリー氏と会見しました。