グエン・フー・チョン書記長:市民と国際社会からの最後の別れ
(VOVWORLD) - 26日、グエン・フー・チョン書記長の弔問式が、ハノイの国立葬儀場、ホーチミン市の統一会堂、そして書記長の故郷であるハノイ近郊のドンアイン県ドンホイ村ライダ集落の文化会館で午前7時から午後1時まで執り行われています。
追悼式は午後1時から国立葬儀場で、埋葬式は午後3時からハノイ市のマイ・ジック共同墓地で行われる予定です。
国立葬儀場にある市民の列 |
早朝から、国立葬儀場には多くの市民が列をなして弔問を待ちました。市民の話です。
(テープ)
「チョン書記長は非常に賢明な指導者です。特に、国民のために強靭で豊かな国を築き、公平で民主的、そして文明的な社会を作るために尽力されました。私たちは最後にもう一度お会いしたいという強い思いから、どんなに待っても弔問させていただきたいと思います。」
「書記長は非常に落ち着いた方で、国民にとても親しみやすい存在でした。チョン書記長は国民のために本当に多くのことを成し遂げてくださいました」
「私たちは深夜の1時から並んで弔問に来ました。書記長のお逝去は本当に惜しまれます。最後のお別れをして、安らかな旅立ちを見送りたいという思いだけで来ました」
実行委員会によりますと、一般市民に加えて、26の代表団が国内外から弔問に訪れる予定です。マレーシア副首相率いる代表団やフィリピン、イギリス共産党の代表団も含まれています。
ホーチミン市の統一会堂の前の市民の列 |
ホーチミン市の統一会堂でも、多くの人々が静かに列を作り、最後の別れを惜しみました。書記長の遺影の前で涙を流す人々の姿も見られ、才能と徳を兼ね備えた指導者への敬愛の念が表れていました。
書記長の故郷では、約100の団体が弔問に訪れる予定です。
国葬組織委員会の発表によりますと、国葬初日の25日には、党や国家の指導者、各界の代表者、外交団、そして一般市民など、合計で1565団体、約5万5600人が弔問に訪れ、花輪を捧げ、ご家族にお悔やみを申し上げました。