(日本テレビ)アメリカのセッションズ司法長官が大統領選挙中に駐米ロシア大使と接触していたことがわかり、辞任を求める声があがっています。一方、トランプ大統領の娘婿のクシュナー上級顧問も同じ大使と接触していたとメディアが報じています。
トランプ陣営の幹部だったセッションズ司法長官は選挙期間中、駐米ロシア大使と2回、面会していましたが、当初、議会の公聴会で「ロシアとは連絡を取っていない」と証言していました。これについて、野党・民主党は「偽証罪」にあたると辞任を求めましたが、セッションズ長官は2日、会見を開き、大統領選の話はしていないとして辞任を否定しました。
一方、有力紙「ニューヨークタイムズ」はクシュナー上級顧問が去年12月、辞任したフリン前補佐官と共に同じロシア大使と会合を開いていたと報じていて、政権とロシアとの関係が次々と明らかになっています。