クーラオチャム島周辺の海域の生態系

ユネスコにより、2009年に世界の生物圏保護区として認定されて以来、クーラオチャム島は自然のサンゴ礁生態系とウミガメの保護をはじめ、自然保護活動で多くの進歩を遂げてきました。さらに、クーラオチャム島は廃棄物の資源回収モデルの構築と運用、廃棄物の分別収集、環境保護などで国内の模範となっています。ホイアン市人民委員会の副委員長であり、クーラオチャム島の生物圏保護区管理委員会のグエン・テー・フン委員長は次のように述べました。

（テープ）

「クーラオチャム島の生物圏保護区管理委員会は、地元の行政府や国境警備部隊と協力して、海岸と海洋の生物多様性を保護するために全力を尽くしていますが、地元の人々からも大きな支持を受けています。この保護区の管理、パトロール、違反行為への処分は非常に厳しく実施されています」

この機に、5月22日～7月にかけて、クーラオチャム島とホイアン市では生物圏保護区における生物多様性と天然資源の保護へ取り組みに関する写真展、漁民とともに伝統工芸を体験する活動、“海をきれいにする“キャンペーンなど様々な活動が行われます。