6月1日にシンガポールで閉幕した第13回アジア安全保障会議いわゆるシャングリラ対話に参加したフン・クアン・タイン国防大臣によりますと、この対話は、各国が国際的な安全保障問題に関する立場や、自国の政策、信頼醸成戦略、協力強化策などを表明・交換する場となりました。
今回は東部海域いわゆる南シナ海問題が各国の特別な注目を集めました。というのはこの海域は多くの国の航海問題と関係があるからだということです。
タイン大臣は「各国は、関係者が国連海洋法条約や、DOC=海上行動宣言など国際法と国際ルールを遵守し、紛争を平和的方法で解決し、出来るだけ早くCOC=海上行動規範を作成するよう呼びかけている」と明らかにしています。
今回の会議におけるベトナムの貢献に関して、タイン大臣は「今回、ベトナム代表団は『戦略的緊張管理』と題するスピーチを行い、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグを不法に設置したことや、中国の挑発行為、ベトナムの態度と対応策などに関する客観的な情報を提供した。参加者らは『国際法に沿って、問題を平和的に解決する』というベトナムの終始一貫した立場を支持している。そして、ベトナムが自制して、武力を行使せず、対話を通じて問題を解決しようとすることを高く評価している」と明らかにしました。