
28日、国連はゴラン高原で活動している国連の停戦監視部隊の要員43人がゴラン高原で武装勢力に拉致されたと発表しました。現場はクネイトラ検問所の近い所です。同検問所は27日、シリアの反体制派武装勢力によって占拠されていました。
イスラエル軍関係者によりますと、拉致に関与したのは国際テロ組織アルカイダ系武装勢力の「ヌスラ戦線」です。ヌスラ戦線はシリアの反体制派の1つで、27日の検問所占拠作戦にも加わっています。
国連は「拘束された国連平和維持活動(PKO)要員を解放させ、活動地域全体で完全に自由に動ける状況を取り戻すためにあらゆる努力をしている」とプレスリリースで明らかにしました。
ヌスラ戦線は、シリア北部や東部の広い範囲を勢力下に収める「イスラム国(IS)」と同じイスラム教スンニ派の過激派組織です。両勢力はアサド政権と戦う一方で、互いを敵として戦ってもきました。