シリアの化学兵器製造能力の破壊が10月中に完了したことを受け、来年半ばを目標とする全廃計画の課題は1300トンにのぼる化学兵器の廃棄作業に移りました。
シリア化学兵器の査察(写真:Danviet)
OPCW=化学兵器禁止機関が今月15日までに策定する廃棄計画は、処理の一部を国外 で行えるかが焦点になりそうです。
欧米メディアによりますと、化学兵器の廃棄能力を持つアルバニアとベルギー、フランスなどが現在、協力を打診されています。
化学兵器の処理に必要な水資源が豊富なノルウェーもサリン300ないし500トンの処理をアメリカから打診されましたが、受け入れ拒否を表明しました。OPCWが国連に提出した報告書によれば、シリアが保有する化学兵器は計1290トンとなっています。