シリア北東部の主要基地から米軍が撤退開始=シリア情報筋
(VOVWORLD) -シリア軍と治安当局の関係者3人によりますと、米軍は23日、シリア北東部にある米軍最大基地からの撤退を開始しました。
目撃者によりますと、23日朝ハサカ県のカスラク基地から数十台のトラックが出発しました。ロイターの映像では、その後トラックがカミシリ市郊外の幹線道路を移動する様子が確認されました。米主導連合軍は、カスラクからの完全撤退後もイラク国境近くのルメランに基地を維持する見通しです。カスラク基地は、シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)と戦う米主導の国際連合軍の主要拠点でした。米軍は10年以上前にシリアに展開し、クルド人勢力主体の民兵組織「シリア民主軍」(SDF)と連携して過激派組織と戦ってきました。米国防当局者はロイターの取材に対し「作戦上の安全保障のため、将来の部隊配置や兵力規模については議論しない」と述べました。シリア国防省とSDFもコメント要請に応じませんでした。
米軍の計画について説明を受けたシリア情報筋の一人(軍関係者)は、撤退には約1か月を要すると見込まれますが、基地からの撤退が一時的なものか恒久的なものかは不明だと述べました。別のシリア情報筋は、撤退には数週間を要するとみています。(ロイター)