スペイン議会選挙 与党が第1党維持も過半数届かず     



スペイン議会選挙 与党が第1党維持も過半数届かず      - ảnh 1
(写真:AFP)


スペインで20日行われた議会選挙で、与党・国民党は第1党の座を維持しましたが、高止まりする失業率などへの不満から過半数の議席を獲得することはできず、今後の連立協議ですみやかに安定した政権を発足させることができるかは不透明な情勢です。

 スペインの議会選挙は20日、財政緊縮策や労働市場改革によって経済の立て直しを進めてきた与党・国民党に対して、改革の見直しを訴える左派の野党・社会労働党などが挑む構図で行われました。

その結果、下院では与党・国民党が28.7%の票を獲得して第1党の座を維持し、首都マドリードにある国民党の本部に姿を見せたラホイ首相は「危機を乗り越えるためこれまで難しい決定をしてきましたが、有権者は支持してくれた」と勝利宣言しました。

 ただ、国民党の獲得議席数は123と、350ある下院の議席の過半数には届きませんでした。
 スペインではことし第3四半期のGDP=国内総生産が、前の3か月に比べて0.8%伸びるなど景気は回復しつつありますが、失業率は20%台と高止まりし、国民党政権が進めてきた緊縮策や改革に国民の不満が根強いのが実情です。

ラホイ首相は安定した政権の発足に向けて意欲を示しましたが、今後ほかの政党と行われることになる連立協議で、すみやかに政権を発足させることができるかは不透明な情勢です。

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