リスナーの皆さん
新年2014年を迎えるにあたり、グエン・タン・ズン首相は「2014年の任務を実施し、迅速かつ持続的な発展に土台を作るための体制完備と国民の権限の発揮」と題するコメントを発表しました。今日のこの時間は、このコメントの主な内容をご紹介します。
ズン首相のコメントは4部分がありますが、その冒頭の中で、ズン首相は体制完備と国民の権限の発揮に触れました。首相は「この30年間の道のりを振り返ると、国の発展は体制完備、民主制の拡大、市場経済メカニズムの実施と結びついているといえる。中でも、第6回党大会は国の発展事業に突破口を切り開いた。正しい政策の実施により、ベトナムは貧しい国から中所得国へと発展し、飢餓貧困解消事業で国際社会が高く評価している多大な成果を収めてきた」とした上で、「近年、国の競争力の改善速度や発展速度、経済構造転換の速度などが減速し、複数の差し迫った社会問題が出ているため、新しい原動力を作る必要がある」と指摘しています。
首相は「その原動力は体制完備と国民の権限の発揮から生み出される」と強調しました。ズン首相はホーチミン思想に触れ、「ホーチミン思想においては民主が重要な一部で、法治国家とともに両立している。このため、国民の権利を制限する全ての要素を点検・撤廃しなければならない」と強調しました。
第2部分には、首相は市場経済メカニズムに触れ、「平等な競争環境作りと行政改革は市場経済の中核である」と位置づけています。今後も市場経済メカニズムの完備のために、複数の措置を同時に取らなければなりません。中でも、市場価格という制度の実施や平等競争の確保は最重要な任務で、徹底的に遂行すべきだとしています。
また、貧しい人々や、少数民族の人々を支援する措置、独占企業という制度の撤廃、平等な競争環境作りに力を入れていく必要があり、国営企業の再構築を徹底的に行う必要があるとの方針を示しています。
第3部分には、首相は農業再構築事業に触れ、その中で、「農産物の付加価値の向上と新農村作りを同時に進めなければならない」と指摘しています。また、「農業改革は経済再構築事業の重要な内容である」と強調し、「今後も、農業への新しい科学技術の導入、農民の中核的な役割の発揮、農業への国内外の投資誘致、農業における経営活動、農産物加工、環境保全を促進すべきだ」と述べています。
第4部分には、首相は「第11党大会の決議を実施するこの3年間、ベトナムは様々な試練に直面しているものの、複数の問題を効果的に解決し、重要な成果を収めてきた」とした上で、「今後も、党大会が定めた路線に沿って、経済社会発展事業を進めていく必要がある。これは全党、全軍、全国民の知恵、本領、決意を求めるものであるが、実施すべきだ」と強調しました。