ズン首相、アセアン指導者と海上紛争問題などを討議

11日、ミャンマーで開催中のアセアン東南アジア諸国連合第24回首脳会議に出席しているグエン・タン・ズン首相は、アセアン諸国の指導者らとともに、様々な問題について意見交換しました。

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その中で、アセアン共同体作りや、2015年後のアセアンの発展方向、アセアンの対外活動の拡大、アジア地域に置けるアセアンの中核的な役割の維持・発揮、ベトナム東部海域(南シナ海)での紛争問題などがあります。

海上問題に関して、アセアン諸国の首脳らは、「情勢が複雑に推移している中、アセアン諸国は団結を強化し、地域内の平和、安定の維持事業におけるアセアンの中核的役割を高度に発揮させる必要がある」との見解を示しています。

また、首脳らは現在の海上での緊張情勢に深い懸念を示した上で、当事者に対し、1982年国連海洋法条約をはじめ国際法やDOC=行動宣言を徹底的に遵守するよう要請しました。また、COC=行動規範を早期に作成するよう訴えています。

会議で、ズン首相は演説を行い、中国の挑発的行動について触れました。ベトナムの高級指導者らが中国の危険な行為に言及するのは今回が初めてです。ズン首相は、「地域と世界の共通の関心事であるベトナム東部海域での平和、安定、航海の自由、安全保障が深刻に脅かされている。その原因は中国が石油リグや護衛船80隻をベトナム領海に搬入したことである」と指摘した上で、「中国の船舶はベトナム船にぶつかったり、放水したりするなど強暴な行動を行って、ベトナムの船舶の破損を引き起こすほか、ベトナム人を負傷させた」と告発しました。

ズン首相は「中国が石油リグをベトナム海域に搬入するのは今回が初めてだが、これはベトナム領海を侵犯し、1982年国連海洋法条約など国際法に違反し、この海域での安全保障を脅かしている」と批判した上で、「ベトナムは善意を持って自制して、平和的対話を通じて問題を解決しようとしているものの、中国側はこれを受入れないだけでなく、ベトナムを歪曲して、挑発的行動をエスカレートさせている」と告発しました。

さらに、ベトナムを支持してきたアセアン諸国と世界各国に感謝の意を表明した上で、「今後も、中国のこの危険な行動に反対の声を上げていくよう」呼びかけ、そして、アセアン諸国に対し、団結を強化し、海上紛争問題の解決に力を入れるよう求めました。

特に、ズン首相は中国側に対し、「国際法を遵守し、ベトナムの領土保全、領有権、国家主権を尊重し、あらゆる侵犯行為を直ちに中止するよう」要請しました

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