タイとカンボジア、停戦で原則合意

(VOVWORLD) - タイが提案した72時間の停戦については、バンコクがプノンペンに受け入れを求めている条件だと述べました。
タイとカンボジア、停戦で原則合意 - ảnh 1(写真:Ngọc Diệp/VOV-Bangkok)

緊張した交渉が3日間続いた結果、タイとカンボジアの国境紛争解決に向けた一般国境委員会(GBC)の事務レベル会合は、12月27日発効の暫定的な停戦合意の条項について原則合意に達しました。会合は、タイ東部チャンタブリー県ポンナムロン郡にあるバン・パッカード入国管理事務所で行われました。

タイ政府によりますと、12月26日午後の国家安全保障会議(NSC)後、アヌティン・チャーンウィラクン首相兼内相は、タイ国防相が12月27日にチャンタブリーで開催されるGBCの会合に出席し、カンボジア国防相とともに、クアラルンプール合意の枠組みの下で共同声明の取りまとめを目指すと明らかにしました。

アヌティン氏は、3日間の交渉を経て事務レベルで合意された枠組みは、10月26日にマレーシア・クアラルンプールでタイとカンボジアが署名した「クアラルンプール合意」と整合していると説明しました。また、タイが提案した72時間の停戦については、バンコクがプノンペンに受け入れを求めている条件だと述べました。

さらに同氏は、この期間中にいかなる発砲事件が発生した場合でも、タイは主権と領土を防衛するために反撃する可能性があると強調しました。一方で、カンボジアがタイ側の条件を順守した場合、現在タイが拘束しているカンボジア兵18人の全員を解放することを検討するとしています。

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