爆破事件の現場
イスラム系の武装集団によるテロが相次いでいるタイ南部で、25日、自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも3人が死亡し、40人以上がけがをしました。
タイ南部のヤラー県の町、べートンの繁華街で、25日午後、自動車に仕掛けられた爆弾が爆発しました。地元の病院によりますと、この爆発で少なくとも3人が死亡し、40人以上がけがをしました。タイの国民の9割以上は仏教徒ですが、南部ではイスラム教徒が多数を占めています。
このため、タイからの分離独立を求めるイスラム系の武装集団によるテロ事件や、治安当局との衝突があとを絶たず、25日は別の県でも、爆弾テロとみられる爆発で1人が死亡しています。
タイ政府は、マレーシア政府の仲介で去年、主要なイスラム系の武装集団との話し合いに乗り出しましたが、交渉は行き詰まり、ことし5月、クーデターが起きたこともあって、対話の動きは進んでいません。