会合の様子

会合でチン首相は、地政学的競争やアメリカの関税政策に起因する世界的な通商摩擦などにより、世界経済は多くの困難とリスクに直面していることを指摘するとともに、こうした状況の中で、国内の実業家は柔軟かつ迅速、そして効果的に対応するため、団結し、一貫した姿勢を維持するのは重要な意義があると強調しました。
また、チン首相は、「国全体、それぞれの企業、都市、地域がそれぞれの特異な潜在力、際立った機会、競争優位を最大限に活かすことにより、総合的な力が生まれる」と述べ、次のように語りました。
（テープ）
「世界の流れに沿って、差別化された潜在力、卓越した機会、競争力を十分に活かせば、その力は倍増、三倍化することになります。私たちは外的ショックに適応しなければなりません。そこから冷静に判断し、現実に即した効果的な方策を選択できるようになります」
さらにチン首相は、政府が2025年の経済成長率が少なくとも8％に達するという目標を引き続き堅持するとともに、マクロ経済の安定、社会保障の確保、国民の生活水準の向上を両立させるため取り組むと明言しました。