(VOVWORLD) - 20日午後、ハノイの政府庁舎で、ベトナムのファム・ミン・チン首相は、在ベトナム・インドネシアのアダム・ムラ・ワルマン・トゥギオ大使と会見しました。
インドネシアのアダム・ムラ・ワルマン・トゥギオ大使(左)と握手するファム・ミン・チン首相(写真:Lại Hoa/VOV) |
会見で首相は、両国の政治的な信頼関係をさらに深め、団結と協力、対話を強化するとともに、ASEAN(東南アジア諸国連合)における連携強化に引き続き貢献していく必要性を強調し、既存の合意や協力の枠組みを着実に実行していくよう提案しました。
また、ベトナム製品のインドネシア市場への参入促進に配慮を求めたほか、ハラル産業での協力、漁業分野での連携推進、違法・無報告・無規制漁業(IUU漁業)対策における協力と支援の強化を提案しました。さらに、地方間の交流、教育・人材育成、観光、文化交流、草の根交流の拡大を呼びかけました。
会見の様子(写真:Lại Hoa/VOV) |
チン首相は、ベトナム東部海域(南シナ海)における平和と安定、安全、航行と飛行の自由を確保することの重要性を強調し、両国が関係国とともにDOC(海上行動宣言)を着実に実施し、COC(海上行動規範)の実効性のある合意に向けた交渉を進めていく必要性を訴えました。
さらに、人的交流や経済的な結びつきを強め、グリーン分野やデジタル分野での連携を進めるとともに、共通のデータ基盤の構築を提案しました。特に、ASEANの電力網を含むエネルギー分野での協力を強化し、供給途絶を防ぐための連携の重要性を指摘しました。
これに対し、トゥギオ大使は、両国の貿易額を早期に180億ドルに引き上げるとともに、グリーンエネルギー分野での協力を強化し、ベトナム企業によるインドネシアの鉱物資源開発分野への投資を促進したいとの考えを示しました。