チン首相、ブラジルでホーチミン主席の記念プレートを除幕
(VOVWORLD) - 17日午後、G20サミットが開催されるブラジル・リオデジャネイロ市で、ファム・ミン・チン首相はホーチミン主席の記念プレート除幕式に出席しました。この記念プレートは、1912年に救国の道を求めて同市を訪れたホーチミン主席の足跡を顕彰するものです。
ホーチミン主席の記念プレート除幕式 |
サンタテレサ地区に設置された記念プレートには、ベトナム語とポルトガル語で、ホーチミン主席の革命的な功績と、1912年の同市訪問について記されています。
式典での演説でチン首相は、「ホーチミン主席の来訪から100年以上が経ち、これを機にベトナムとブラジルの絆が深まってきた」と述べました。また、この記念プレートの設置は、ホーチミン主席への敬意と、両国の友好関係への貢献に対する感謝の意を表すものだと強調しました。さらに、多文化都市であるリオデジャネイロに設置されたこの記念プレートが、両国の若い世代にとって歴史学習の重要な場となり、ホーチミン主席の遺志を継承する「歴史的スポット」として、両国の地方間の協力推進に寄与することへの期待を示しました。チン首相は次のように語りました。
(テープ)
「これまでの両国の絆を礎に、リオデジャネイロ市をはじめとするブラジルの各地方が、ベトナムの地方との協力関係をさらに深め、多様な分野での交流を活発化させることで、両国の人的・文化的な絆がより一層強まることを確信しています」