(VOVWORLD) - 首相の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、13日午後、政府本部でファム・ミン・チン首相は着任の挨拶に訪れた在ベトナムニュージーランド大使館のキャロライン・ベレスフォード大使と会見しました。
ファム・ミン・チン首相(右)と在ベトナムニュージーランド大使館のキャロライン・ベレスフォード大使(写真:Dương Giang/TTXVN)
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席上、チン首相は、今年末まで、両国間の取引総額を20億ドル、2026年まで30億ドルに達する目標を遂行するため、両国が具体的なロードマップを作成するとともに、画期的な措置を講じる必要があることを提案しました。中には、互いの輸出入製品の進出に便宜を図ること、ニュージーランドがベトナムの中央および地方の職員に対する英語教育を支援すること、草の根外交を拡大させることなどがあります。
一方、キャロライン・ベレスフォード大使は、今後、ベトナムとニュージーランドとの関係をより包括的かつ実質的に発展させ、この関係を新たな発展段階に押し上げることへの希望を表明しました。また、同大使はチン首相の配慮と指導に感謝し、両国の関連機関や省庁と連携して、貿易、投資、教育、農業をはじめ、気候変動対応、グリーン経済、デジタル経済などの分野における協力を強化するため尽力することを確約しました。
さらに、ベレスフォード大使は、2025年にベトナムとニュージーランドの国交樹立50周年を記念するため、中部トゥアティエン・フエ省フエ市と他の地方で、ニュージーランドに留学した学生や企業の指導者との交流会を含め、有意義な活動を企画することを共有しました。
チン首相は、「両国が地域や国際問題に関して多くの共通の見解を持っていることは両国間の協力を強化し、アジア太平洋およびインド洋地域の平和、安定、発展に貢献する基礎である」と強調しました。