ドイツ中道左派 社会民主党の新党首にシュルツ氏

(NHK)ドイツの連立与党の中道左派、社会民主党は、臨時の党大会を開いて新しい党首にヨーロッパ議会のシュルツ前議長を選出し、シュルツ氏は、ことし秋に行われる連邦議会選挙に勝利し首相になるとの決意を示しました。

メルケル首相が率いる中道右派政党と連立を組む中道左派の社会民主党の臨時の党大会は、19日、首都ベルリンで党の地方代表ら600人余りが集まり開かれました。

党大会では、党首を決める投票が行われ、ヨーロッパ議会の前議長で国民の人気が高いシュルツ氏が有効投票の100%の支持を集めて新たな党首に選出されました。

現在61歳のシュルツ氏は、高校を中退したあと地元のドイツ西部で市長を務め、その後は、ヨーロッパ議会で20年余りにわたって活動しました。

シュルツ氏は、ことし9月に予定されている連邦議会選挙に向け、党の首相候補としてすでに選挙運動を行っています。

党首に選出されたシュルツ氏は、社会保障の充実やEU=ヨーロッパ連合重視の政策を進めるとしたうえで、「皆さんの支援で、ドイツの首相になれるよう頑張ります」と述べ、連邦議会選挙での勝利への決意を示しました。

社会民主党の支持率は、ことし1月にシュルツ氏が首相候補になって以降、急激に伸び、最新の世論調査では、メルケル首相率いる中道右派政党、キリスト教民主・社会同盟とほぼ並んでいて、今後の選挙戦の行方が注目されています。

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