(VOVWORLD) (毎日新聞）-アメリカのトランプ大統領は8日朝、2014年以降、主要７カ国首脳会議（G7サミット）の枠組みから排除されているロシアについて、「会合に参加すべきだ」との考えを示しました。カナダで同日始まるG7サミットへ出発するのに先立ち、ホワイトハウスで記者団に語りました。
トランプ氏は「なぜロシアがこの枠組みに入っていないのか。交渉のテーブルにつかせるために、復帰させるべきだ」と述べ、Ｇ８の枠組みで開催すべきだとの認識を示しました。
一方、ロイター通信によりますと、ロシアのペスコフ大統領報道官はトランプ氏の発言に対し「ロシアはＧ７以外の形式を重視している」と述べました。
Ｇ７の参加国はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの７カ国とＥＵ＝欧州連合です。ロシアは１９９４年から政治討議に参加し、2003年から全ての日程に参加していましたが、ウクライナ問題をめぐる対立から2014年以降、除外されています。