(VOVWORLD) - ベトナムの伝統的な版画技術が、UNESCO=国連教育科学文化機関の緊急に保護が必要な無形文化遺産に登録され、記念式典が開かれました。
ユネスコ「ドンホー版画」認定証の授与式 写真:バクニン新聞 |
27日夜、北部バクニン省で、UNESCOがドンホー版画の制作技術を「緊急に保護が必要な無形文化遺産」に登録したことを受け、認定証の授与式が行われました。
今回の登録について、伝統技術の歴史的・文化的・美術的な価値の高さが認められたものであるとともに、これまで継承に取り組んできた職人や地域社会の努力が評価されたものとされています。
また、変化する社会の中で、遺産の保護や継承、活用を進めていく重要性を改めて示すものとも受け止められています。
バックニン省人民委員会のファム・ホアン・ソン委員長は、次のように述べました。
(テープ)
「遺産の保護に向けた取り組みを着実に進めるため、制度や政策の整備をさらに進め、職人や地域への支援を強化していきます。また、技術の継承や人材育成を促進するとともに、学校教育への導入やデジタル化、体系的な調査研究にも力を入れます。さらに、広報を強化し、遺産の価値への理解を深めるとともに、製品の多様化や市場の拡大を進め、将来的には人類の代表的な無形文化遺産への登録を目指します」
また、この式典では、イエントゥー・ヴィンギエム・コンソン=キエップバック遺跡群が世界文化遺産に登録されたことも発表され、「バクニン遺産フェスティバル2026」が開幕しました。フェスティバルでは、文化やスポーツ、観光に関する催しが予定されていて、遺産の魅力を広く発信し、地域の発展につなげていくことにしています。