写真撮影：Tri Dung

「革新的な多国間主義」をテーマにしたセクションで、演説に立ったトー・ラム党書記長・国家主席は多国間メカニズムの欠かせない役割や国際社会の共通の課題の解決に対するフランコフォニー国際機関の貢献を強調しました。

また、多国間主義の機能を向上させるため、DX＝デジタルトランスフォーメーションやグリーントランスフォーメーションの促進に際し、フランコフォニー国際機関はクリーンエネルギーの開発や持続可能な開発目標の遂行、科学技術の開発などで加盟国を支援する必要があるとしています。

さらに、フランコフォニー国際機関は世界情勢、およびフランス語圏の迅速な変化に対応するため、改革を促進しなければならないと指摘し、フランコフォニー国際機関に対し、草の根交流や文化・教育協力などを強化し、加盟国の連携を緊密化するよう提案しました。

同日午後、ヴィレール・コッテレ共同声明、政治情勢の解決とフランス語圏の平和に関する決議、レバノンとの団結に関する声明が採択された後、第19回フランコフォニーサミットの閉幕式が行われました。