トー・ラム書記長「今日の植樹は未来への幸福の種まき」 ベトナムで植樹キャンペーン発足
(VOVWORLD) - ベトナムのトー・ラム共産党書記長は22日、ハノイで開かれた植樹キャンペーンの発足式に出席し、「今日の植樹は未来への幸福の種まき」と述べ、植樹活動が気候変動対策やネット・ゼロ排出に向けたベトナムの国際公約の実現につながると強調しました。
トー・ラム書記長 |
この植樹キャンペーンは、ホーチミン主席が1960年に呼びかけた「植樹テト」の伝統を引き継ぐもので、今年で66年目を迎えます。ハノイ市内126の地区・村で一斉に開催され、ベトナム共産党博物館の建設予定地がメイン会場となりました。
トー・ラム書記長は式典で、気候変動の深刻化や自然災害の増加を踏まえ、植樹活動をより大きな規模で継続する必要があると指摘。「木を植えるだけでなく、育て、森を守ることが重要だ」と述べ、各地方が適切な樹種を選び、長期的な視点で管理していくよう求めました。また、「経済発展のために環境を犠牲にしてはならない」という党と国家の基本方針を改めて示し、近代的な都市開発においても緑地の保全を優先すべきと訴えました。
さらに書記長は、ハノイ市に対して一人当たりの緑地面積で全国トップを目指すよう求め、「森の中の都市、都市の中の森」という理念の実現に向け、市民一人ひとりが「グリーン大使」として行動してほしいと呼びかけました。
今回のキャンペーンでは、3月末までにハノイ市内で8万から10万本、2026年中には約40万本の植樹を目標としています。また、国防省が約120万本、公安省が300万本以上を植える計画で、今後もその数は増えていく見通しです。