トー・ラム党書記長・国家主席夫妻 ( TTXVN撮影)

トー・ラム党書記長・国家主席夫妻とベトナム代表団は、ニューヨークの国連本部で開催される第79回国連総会ハイレベルウィークの「未来サミット」に出席し、アメリカでの諸活動に参加するため、21日午前、ハノイを発ち、アメリカへ向かいました。ベトナムの党書記長・国家主席が国連総会ハイレベル会合に直接参加するのは今回が初めてです。

この出来事いついて、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相は次のように明らかにしました。

（テープ）

「過去50年間、ベトナムと国連との関係が積極的に発展し、絶え間なく強化されてきました。戦後の再建・復興の時期から、経済制裁の全面解除、および国際社会への参入の時期まで、ベトナムは国連の協力と支援を受けていました。ごく最近の例で言えば、新型コロナウイルスとの戦いにおいて、国連はベトナムにワクチンなどをタイムリーに支援してきました。現在、ベトナムは国際共同体、とりわけ国連の信頼にたる積極的かつ責任のあるパートナーになっています。ベトナムは、国連の全ての主要な分野、活動に主体的かつ積極的に参加し、実質的かつ広範に貢献しています」

アメリカでの諸活動を終えてから、トー・ラム党書記長・国家主席夫妻とベトナム代表団は、国賓としてキューバを訪問します。この訪問は、キューバ共産党のミゲル・マリオ・ディアス＝カネル・ベルムーデス第一書記・国家主席の招きに応じて行われるものです。この訪問について、中央対外委員会のレ・ホアイ・チュン委員長は次のように明らかにしました。

（テープ）

「この訪問を通じて、ベトナムの党と政府はキューバの党と政府とともに、両国の利益のため世界共通の課題において引き続き相互理解を深め、連携する方針です。特に、双方は、多くの分野における協力関係を強化する為の方向性や、具体的な方策を提出することになります」