トーラム書記長:新設されたビンロン省、新たな経済中心地となる要素が集約

(VOVWORLD) -3日午前、南部ベンチェー省で、ベトナム共産党のトー・ラム書記長は、ベンチェー省、チャービン省、ビンロン省の党委員会と会合を行いました。


会合でトー・ラム書記長は、ビンロン・ベンチェー・チャービンの3省を統合して、ビンロン省を誕生させたことは画期的な選択肢であり、統合的かつ効率的な発展構造の再構築を目指すものであると強調するとともに、この統合により、各地方の比較優位性と相互補完性を最大限に活かす新たな空間が開かれ、実質的な経済連携が促進されると述べました。

トーラム書記長:新設されたビンロン省、新たな経済中心地となる要素が集約 - ảnh 1トー・ラム党書記長

また、これは省単位の発展モデルから、より広範な発展モデルへと移行するチャンスであり、戦略的投資の呼び込み、インフラ連結プロジェクトの推進、行政のデジタル化、グリーン経済の発展、気候変動への効果的な対応が可能となると語りました。

トー・ラム書記長は、統合後の新しい地方におけるビジョン構築を提案し、その目標は、地域および国家レベルで競争力を持つ新たな成長拠点の形成であると明らかにし、次のように語りました。
(テープ) 
「統合後、新しいビンロン省は、従来の成長モデルから脱却し、イノベーション、グリーン経済、地域連携、デジタル・トランスフォーメーションを柱とする新たな発展モデルへと転換する必要があります。これは、近代的で持続可能かつ深い国際統合に対応するためのものです。特に注力すべきは3省の補完的優位性を活かすため、エコ農業と、それに連動する高度加工産業、チャービン省の海洋経済および再生可能エネルギー、ビンロン省の域内物流・輸送サービス、メコンデルタ特有のエコシステムを活かした、ベンチェー・ビンロン・チャービンにまたがるエコ・文化観光の推進を集中的に行うということです。さらに、生産性と品質、競争力向上の重要な基盤を作るため、科学技術力とイノベーション・エコシステムを強化する必要があります」

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