ハノイ市 新型コロナ禍で食糧・食品供給シナリオを作成

(VOVWORLD) -  7月31日午前、ハノイ市人民委員会と農業農村開発省は新型コロナ禍での農業生産と食糧・食品への需要について協議するため、オンライン会議を行いました。
席上、農業農村開発省のフン・ドック・ティエン次官は「我が省は企業や業界団体と協力し、あらゆる背景でもハノイ市への食糧・食品の供給を確保する」と明らかにしました。

現時点で各省と市からのハノイ市への農産物の輸送が難航しています。一方、市場や食肉処理場などでの新型コロナ感染の危機の向上により、サプライチェーンが途絶する恐れがあるとしています。

ハノイ市農業農村開発局のチュ・フ・ミ局長は次のように語りました。

(テープ)

「農業農村開発省はハノイ市をはじめ、各地方の提案に耳を傾けた上で交通運輸省や関係各省庁と連携し、政府に適切な政策をアドバイスするよう求めます。例えば、生鮮食品や植物の苗木、肥料、資料など、生産用の農業資材を輸送する交通手段の往来に有利な条件を作り出す必要があります。」

一方、農産物加工・市場開発局のチャン・クォク・トアン局長は次のように語りました。

(テープ)

「ハノイ市内に食糧・食品を供給するそれぞれの県の農業生産状況を点検する必要があります。現時点でわずか113の冷蔵倉庫しかありません。新型コロナ感染拡大が悪化する場合、これらの倉庫での農産物の備蓄シナリオの作成に配慮しなければなりません。ハノイ市は北部の21の省・市と786の食品サプライチェーンを結びましたが、これらのサプライチェーンの流れを点検すべきです。万一の場合、郊外で商品集配所を設立する必要があります。」

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