ハマス イスラエルの新たな停戦案に近く回答も協議は難航か

(VOVWORLD) -ガザ地区での停戦延長をめぐる協議は、イスラム組織ハマスが、イスラエルが示した新たな案に近く回答する見通しだと報じられています。
ハマス イスラエルの新たな停戦案に近く回答も協議は難航か - ảnh 1(写真:THX/TTXVN)

ただ、イスラエルはハマスに武装解除を要求していることから、両者の立場の隔たりは大きく、協議は難航が予想されます。ガザ地区での停戦延長と人質の解放に向けた協議に関して、AFP通信は15日、ハマス幹部の話として、ハマスが48時間以内に、イスラエルが示した新たな案に回答する見通しだと報じました。


イスラエルの案は人質10人が解放されることの引き換えに45日間、停戦するほか、ハマスの武装解除を要求しているとされます。

ただハマスはこれまでも武装解除の要求は拒否する姿勢を堅持していて、協議は難航が予想されます。

一方、ガザ地区では15日もイスラエル軍による攻撃が相次ぎ、地元の保健当局は過去24時間に17人が死亡し、おととし10月からの死者は5万1000人にのぼったと発表しました。

イスラエル側は先月2日からおよそ1か月半にわたり、ガザ地区への支援物資の搬入を認めておらず、国連は現地の人道状況がおととし10月以来で最悪の水準にあるとして、即時停戦の実現と支援物資の搬入再開を改めて求めています。(NHK)

ご感想

他の情報