オンライン方式で行われた調印式＝Thu Hằng/VOV5

15日、ホーチミン共産青年同盟中央委員会や、UNFPA=国連人口基金ベトナム事務所、内務省はオンライン方式で、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中部ゲアン省や、ハティン省、クアンチ省の海外派遣の青年労働者を支援することに関する合意書の調印式を行いました。これは、日本政府の資金協力とUNFPAの技術支援により実施されている「社会的弱者を対象にするパンデミックの影響軽減プロジェクト」の一環です。

統計によりますと、海外派遣の青年労働者は新型コロナウイルス感染症による深刻な影響を受けています。彼らは、失業や、生活費のための負債、帰国後の社会復帰などの問題にも直面しています。こうした中、「パンデミックの影響を受ける海外派遣の青年労働者支援プロジェクト」は意義深いものと評価されています。

調印式で、UNFPAベトナム事務所の代表は、「『誰一人も取り残さない』目標を目指し、今後も、UNFPAはホーチミン共産青年同盟と密接に協力していく」と確約しました。