ビンファストとルネサス、自動車開発の包括的な戦略パートナとして協業を拡大
(VOVWORLD) -26日、ベトナムの国産車メーカー、ビンファスト(VinFast)と東京都江東区に本社を置く半導体大手のルネサス エレクトロニクス株式会社は、このたび、EV(電気自動車)の技術開発および半導体の提供において、協業を拡大することに合意しました。
〈写真:BNEWS/TTXVN) |
今回の協業拡大により、ルネサスはビンファストにSoC(System on Chip)、マイコン、アナログ&パワー半導体などの幅広い製品を提供します。またルネサスは、ビンファストが将来の車載用アプリケーションやモビリティサービスを開発するための技術サポートも提供します。
ビンファストは、ルネサスの自動車業界で培われた最先端の技術と専門性の高い知見を得ることにより、新しいEVの開発と市場投入を加速し、年間生産・売り上げ台数の積極的な拡大を目指します。
両社は先に協業しており、ビンファストの新型EV「VF8」「VF9」にはルネサス製の車載用SoCやアナログ製品が採用されているとされています。また、両社は今後、製品開発のロードマップ、市場の動向や要求、プロジェクト実施の進捗状況、新たな協力の機会などを定期的に共有していきます。