フィリピン、台風30号被害の復旧は長期的補助が必要

14日、国連人道問題調整事務所はフィリピン中部を襲った台風30号による死者が現時点で4460人に上るとの推計を明らかにしました。
被災者は約1180万人 で、約92万人が避難しました。家を失った20万人近くがいまだ屋外で寝泊まりしているということです。台風から15日で1週間がたちましたが、食料不足が深刻で治安も悪化しています。衛生状態も悪く、栄養失調や感染症の流行による2次災害も懸念されています。
フィリピン災害対策本部の15日朝の発表では死者が2360人、行方不明者77人で、国連の推計とは数字に大きな開きがあります。被害が広範に及び、確認作業は大幅に遅れています。バレリー・エイモス国連事務次長(人道問題担当)は「被害状況はつかみ切れておらず、国際社会の継続的支援が必要だ」と訴えました。