(AFP) カリブ海の米自治領プエルトリコで29日、ジカウイルス感染による関連死が初めて確認されました。CDC=アメリカ疾病予防管理センターが発表しました。患者は重度の血小板減少症に伴う合併症のため死亡したということです。
CDCは先に、プエルトリコでジカ熱への感染が爆発的に増加し、感染者数が数十万人に及ぶ恐れがあると警告していました。
蚊が媒介するジカウイルスは、感染すると発疹や関節痛、筋肉痛、頭痛、発熱などの症状が出ます。脳と頭部が異常に小さい状態で赤ちゃんが生まれる「小頭症」との関連が指摘されており、近年ブラジルで小頭症の新生児数が増加している原因といわれています。
プエルトリコでは昨年11月に症状を訴えた患者が、翌12月に領内初のジカウイルス感染者と確認されていました。CDCによりますと、今年4月14日までのプエルトリコにおける感染者数は6157人で、うち65人が妊婦、17人が入院し、5人が神経障害のギラン・バレー症候群を発症した疑いがあるということです。