(VOVWORLD) -フエ副首相は「ベトナムは国際社会におけるブラジルの役割を高く評価すると共に、ブラジルとの関係を重視している」と明らかにしました。
ブラジルを訪問中のベトナムのブオン・ディン・フエ副首相は2日、ミシェル・テメル大統領と会見を行った他、アロイジオ・ヌネス外務大臣、マルコス・ジョルジェ・リマ商工大臣、ブライロ・マギー農務大臣らと会合を行いました。
フエ副首相とミシェル・テメル大統領との会見 |
ミシェル・テメル大統領との会見で、フエ副首相は「ベトナムは国際社会におけるブラジルの役割を高く評価すると共に、ブラジルとの関係を重視している」と明らかにしました。一方、テメル大統領は東南アジア地域におけるベトナムの重要な役割を強調すると共に、フエ副首相の今回のブラジル訪問を高く評価しました。
フエ副首相とアロイジオ・ヌネス外務大臣との会見 |
フエ副首相はアロイジオ・ヌネス外務大臣との会見で、「ベトナムはブラジルとの関係を重視している」と強調した上で、ブラジルとの関係を通じて、南米共同市場との関係を強化することを望んでいると述べました。
会見で、双方は技術協力に関する枠組み協定、税制に関する情報交換など両国関係に関する法的枠組みの構築、政府合同委員会会合や両国の外務省の政治協議開催などのため努力することで一致しました。
共に関心を持っている地域と国際問題に関して、双方はベトナム東部海域(南シナ海)の平和、安定、安全保障、航海と航行の自由の重要性を強調した上で、国際法を基礎に、この海域で発生する紛争を平和的措置で解決することで一致しました。
マルコス・ジョルジェ商工大臣との会見で、フエ副首相は両国が訪問団の交換、貿易・投資振興活動を強化することやブラジルがベトナムの市場経済体制を早期に認定するよう提案しました。